【転職体験記3】初めて社内の人間に相談する

皆さん、こんにちは！

転職体験記その3です。今回は辞めたいとぐるぐる考えていた日々の続きです。

ある程度のところで区切って更新していきますが、それぞれに気づきとして皆さんにも役に立つような情報を書きますので今悩んでいる人の為になればと思います。

目次(気になる項目をクリック！)

自己紹介

ここから年度末の繁忙期に入っていきます。お分かりの通り、重めの仕事が短納期で重なる時期です。

もれなく僕の仕事も増えていきました。

夜遅くの残業中、同じ部署の同期とタバコを吸いながら心の中を打ち明けました。

「会社辞めようと思ってるんだよね…」

同期はマジか〜とそんなに驚く様子もありませんでした。

「あ、あんまびっくりせんのやね？笑」

と聞いたら

「だってしんどそうな顔してるもん。体調不良とかそういうのじゃなくて。」

そんなひどい顔してたんか俺と初めて気づきました。

よくよく話を聞くとその同期は中高生の時に不登校していた時期があったみたいです。

心を病んだ経験がある人間でした。

喫煙所で同期と会うたびに辞めたいという話をするようになりました。めんどくさがらず、聞いてくれた同期にとても感謝しています。

きれいごと抜きでその同期がいなかったら今の自分はありません。

その同期は心を病んで不登校の経験があり、心理カウンセラーにお世話になった事もあるそう。

経験がある事なので感じる事とか思いとかが理解できたんだと思います。

そして、経験があるとこちらも分かったので思う存分話す事が出来ました。経験がない人に話しても心のどこかで「どうせ、理解できない・わかってもらえない」と思ってしまうものです。

「もうちょっと頑張ろうよ！一緒にこの会社を変えて働きやすくしていこうよ！」と励ましてくれたり、「わかるよ、俺もしんどい時あるもん」と共感してくれたり、とても親身になって相談を聞いてくれました。

時には「そんなもん誰かに振って任せりゃいいじゃん。キャパオーバーですっていいなよ」と仕事のやり方を改善しようともしてくれました。

いつまでたってもネガティブな話しかしない自分の話をよく聞いてくれたなぁと感心します。笑

今日の内容の気づきは「経験ある人に相談しろ」です。

今現在色々な本やYouTubeを見て思いますが、経験したことがある話っていうのはすごく刺さるんですよね。

本当の学びは経験でしか得られないという言葉を聞いた事がありますが、まさにそうです。

もし、僕がこういう心の病みたいな経験をしていなければ、ポジティブになろう！笑顔で働こう！みたいな情報や動画は全く刺さらなかったと思います。

根底の部分で心が動いていないからです。

僕も友人から仕事や転職の相談を受ける事があります。

その時は同期が僕にしてくれたようにめんどくさがらずに話を聞く事を意識しています。

話すだけでも心が少し軽くなるという経験があるからできる事だと思います。

皆さんも悩んでいる時は誰かれかまわず話すと

「どうせ理解されない。そういう事言って欲しいんじゃないんだよなー。」

「そうした方がいいのは分かってるよ！」

「誰に話しても解決しない。」

「誰も味方してくれない。」

と悪循環に入ってしまいます。

相談する時は経験がある人生の先輩に聞きましょう。必ず味方になってくれます。

部下や後輩だってかまいません。プライドがあるかもしれませんが、心が壊れるくらいならちっぽけなプライドなんて壊れたっていいんです。

ではまた。