【転職体験記8】言い出す勇気が出ない

皆さん、こんにちは！

転職体験記その8です。前回は部署異動しても業務内容が変わらず、完全に辞める決意をしました。

皆さんの背中を押せるような気づきをまとめます。

今回は「面談の機会を逃さない」です。

目次(気になる項目をクリック！)

ある日の残業中
異動から1ヶ月
ミーティング当日
気づき

ある日の残業中

異動した部署で残業していました。確か20:30か21:00くらいだったと思います。

女性社員はみんな帰宅した後でオフィスの僕がいるフロアには先輩社員一人、チームリーダー一人、部署の上司が一人と僕を含めて4人が残業していました。

ある時チームリーダーが他の部署の社員と打ち合わせか何かで席を外しました。そしてその直後、先輩社員が「お前もほどほどにして帰れよ」と言い残し、帰宅していきました。

そう、この瞬間オフィスには僕と上司の二人きりになったのです。

心の中で「あれ、退職考えてるって伝えるの今じゃね？？」と考えました。

自分の仕事にキリをつけて退職の事を言おうかどうしようか迷いました。

そしてまたあの無限ループ思考に入ってしまいます。

「辞めてどうするの？次決まってないんだから引き留められたら何て答えよう？次決めてからの方がいい？」

ぐるぐるして息が詰まりそうになりました。心臓も今まで感じた事ないくらいドキドキしていました。指先も若干震えていた気がします。

そして、思考して振り絞って出した声は

「お先に失礼します。お疲れ様でーす。」

何も前に進めませんでした。笑

辞める時ってこんなに勇気いるもんなん？！とびっくりしました。

この時に前もって伝える準備をしとくっていうのはすごい大事だなと思いました。

今回のようにたまたま二人になったから相談しようと勢いで行くと自分の本当に言いたい事が言えなかったり、うまい事上司に丸め込まれたりします。

覚えておいてほしいのですが、上司はあなたより退職という場面の経験は豊富です。

退職希望者がでた時の事情の聞き方やそのまた上の管理職への報告スピード、退職時期の交渉などすべて上司の方が何枚も上手です。

辞める決心をするのは正直勢いでやーめた！と決めた方がいい時もあります。というかそっちの人の方が多い気がします。

しかし、上司に報告する時はしっかり腰を据えて話ができるように機会を探し、自分も話せるように準備しましょう。

異動から1ヶ月

全く勇気が出ず、何も言わずに帰った日から2週間くらいたったころでしょうか。

上司から部署の正社員にメールが送られてきました。4月から僕が異動してきて1ヶ月強が経って新メンバー、新体制になり、役割分担を明確にしていくためのミーティングをすると書かれていました。

タイムテーブルも書いてあり、朝一は僕と上司の2人、その次は僕と上司と女性社員の3人。その後別の社員が入ったり抜けたりという流れでした。

「…うん？朝一上司と2人か…

………ここで言うしかねぇ！！！！！！！！！！！！」

ミーティング当日

今度はしっかり準備していきました。

調べまくって叩きこんだ知識をフル活用してシミュレーションします。

次が決まっている、病気になったなどどうしようもない理由をつける。

退職の希望時期を明確に伝える。

などです。

最初は異動から1ヶ月経ったけどどう？と純粋な感想を話す時間でした。

まず自分は「そうですね～。」という言葉から単純に業務や仕事内容がどんな感じか話しました。

そして、運命の時が来ます。

「これからどうしていくかっていうミーティングの場で言うのも申し訳ないんですけど、退職を考えてまして……」

上司は「そ、そうか～。」と言いました。

まあ、誰だってその返事になりますよね。。。

退職の理由は親が自営業でその仕事を継ぐと答えました。親が自営である事は事実ですが、継ぐつもりはありませんでした。

あの時は嘘ついてすみませんでした。まあバレてたかもしれませんが。

退職の時期は来月か再来月末でお願いします。と伝えました。

この時期は皆さんの会社の就業規則をみて、退社する場合は何か月以上前に申告することという内容の項目があるはずなので確認しておきましょう。

こうして僕はついに退職する旨を会社に伝える事が出来ました。

気づき

今回の気づきは「面談の機会を逃さない」です。

面談というと堅苦しく聞こえますが、上司と会話する機会を逃さないという事です。

そもそも面談の機会があるかどうかも大事です。そして、その面談の機会を無駄にしないことが大事です。

タバコ吸いながらカジュアルな感じで話す内容ではないので、ちゃんとした場で話す事。

辞めると決心したなら面談の機会にしっかり話せるように準備していく事。

これも大事です。準備できていないとふわっとした内容になってしまい、退職時期を引き延ばされたり、丸め込まれたりしてしまいます。

辞める意志は固いんだぞというところをアピールしましょう。

皆さんも面談の機会を大切にしましょう。定期的に面談等を行っている会社であれば、どのタイミングの面談で言うかを決め、定期的な面談がないのであればいつ来てもいいように日々調べて準備しておきましょう。

ではまた。