【エレキ】電源ケーブル補修【モーターガイドX5】

釣り(バス、海)

みなさん、お久しぶりです。

Fumiyaです!

またまたエレキの記事です。笑

今回は中古で買ったエレキの電源ケーブルの端子が納得いかない仕上がりだったので補修します。

この記事で分かること

  • エレキの電源ケーブル端子の取付け方
  • 電源ケーブルの防水処理

ちなみに当方手先は器用ですが、普通科卒ですし、電気工事からは程遠い仕事をしており、電気関係は全くの素人です。

参考にしていただくのは非常にありがたいですが、ご自身で作業される際の責任は一切持てませんので悪しからず。

不安な方はお店に頼むのが1番確実ですのでくれぐれも自己責任でお願いします。

電源ケーブル補修

今回は中古で買ったエレキの電源ケーブルを付け直します。

購入したのはモーターガイドX5 80lbです。

電源ケーブルはどのエレキも必要なので他モデルでも参考になるかと思います。

まずは現状を。

現状といっても圧着ペンチの試し打ちに使ったのでかしめられてますが。笑

ケーブルは色と長さからして純正ではなく、長いモノをカスタムしたと思われます。

端子は黄色の絶縁体がついた絶縁端子でした。

前提として動作確認はできたので電気は通っていて問題なく使用できます。

しかし、適切な部品選定ではないことが確認できたので不安&納得いかないので補修していきます。

納得いかない点は下記の通りです。

  • 銅線が奥まで刺さっていないまま、圧着されている
  • 銅線が端子からはみ出ている(被覆側)
  • 防水処理がされていない
  • ペダル側はM6ボルトなのにM8用端子が使われている

上2つは電気がしっかり通らない可能性があり、使っていくうちに銅線が熱を持ち、焼けてしまうかもしれません。

3つ目は水分が入ると銅線が腐食してしまい、こちらも電気の導通が悪くなってしまいます。

4つ目は適切な部品でないので不安…

なので既存の端子を切り落として新しい端子を取り付けていきます。

用意するモノ

  • 新しい裸端子
  • 裸端子用の圧着工具
  • 熱収縮チューブ(防水タイプ)
  • ニッパーかラジオペンチ
  • カッターナイフ
  • ハンダゴテ

手順

  1. 既存ケーブルの切断
  2. 被覆剥がし
  3. 端子圧着
  4. はんだでフタ
  5. 熱収縮チューブで保護

裸端子は8sqのM8用を使いました。

元々ついていたのは5.5sq用の端子だったので同じものでやろうとしたら入りませんでした…

絶縁体で見えないのをいいことに雑に押し込んだんでしょう。

やはり修理して正解でしたね。

(追記)

後日購入した8sqのケーブルと比較すると少し細いような気がします。

8sqケーブルと端子はギリギリ入るサイズでした。

既存ケーブルは8sq端子では余裕があったので5.5sqで合ってたかもしれません。

導通不良を防ぐために銅線の太さに合った端子を使いましょう!

これも勉強ですね…

既存ケーブルの切断

銅線が既に腐食している可能性もあるので長めに切り落としてピカピカな部分を出します。

ニッパーかペンチで切り落とします。

が、やってみると腐食が進んでいるのかピカピカな部分は出てきませんでした…(後述)

被覆剥がし

使う端子の長さより1mmほど長く被覆を剥がします。

被覆側にも少しすき間を作ります。

被覆ごと圧着するのを防ぐ目的とはんだ付けで端子からの熱で被覆が溶けないようにする目的です。

本来なら電工用ナイフやストリッパーと呼ばれる専用の工具を使用しますが、カッターで代用します。

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芯の銅線は非常に細いので傷つけないよう慎重に。

端子の圧着

端子を圧着する前に熱収縮チューブをあらかじめ通しておきます。

端子の先端が大きいので圧着してしまうとチューブが通らなくなってしまう可能性があります。

圧着にはさすがに専用工具を使います。

僕が買ったのはこちら。

色々迷いましたが、安いこちらを選びました。

JIS規格品の方が安心ですが、DIYなので値段重視で…

圧着する端子に合ったダイスで圧着していきます。

この圧着工具というのはすごいもんで一定以上の力をかけないとラチェットが外れず、開けることができないのです。(緊急解除は出来ます。)

つまり誰が使っても確実に適切な力で圧着ができます。

端子側に少し銅線をはみ出させて圧着。

裏側に銅線の太さが分かるように数字がはいります。

バッテリー側はM8用端子、ペダル側はM6用端子で圧着します。

ハンダでフタ

端子側ではみ出させた銅線まわりにハンダつけをしてフタをします。

これにより水がかかっても銅線に到達しないので腐食を防ぎます。

といっても今回のケーブルは腐食が進んでいるのか銅線がはんだを全く吸いませんでした…

しばらく使ってみて新しいケーブルに変えようと思います。

熱収縮チューブで保護

あらかじめ通しておいた熱収縮チューブを端子まわりに移動させて防水処理をします。

防水タイプは内側に接着剤が塗られています。

熱で収縮するのと同時に接着剤が溶け出すことで防水性がアップします!

何軒ものホームセンターに電話で確認しましたが、近所には接着剤付きの防水タイプ熱収縮チューブが売ってませんでした…

ある店舗では「接着剤付なんて初めて聞きました」と言われる始末…

釣りのボート用品ならここだろうということでKISAKAのオンラインショップで購入しました。

プラスマイナスがわかりやすいように赤と黒で2本。

本来ならヒートガンで熱するのがセオリー。

ここもDIYなのでコストカットでドライヤーとライターで作業します。

当たり前ですが、火を扱うのでコードには当てすぎず、ケーブルや端子を焦がさないように注意します。

まとめ

ここまでの工程を各先端でやれば完成です!

素人にしてはきれいな仕上がりになったと思います。

前オーナーさんは状態やカスタムから察するにアルミボートやバスボートで使用していたようです。

なのでレンタルボートで使う自分には合わない点が多くありました。

レンタルボートではポイント間の長距離移動もエレキでやります。

エンジンで移動するバスボートとは違い、エレキの稼働時間が長く、負担も大きいです。

適切な部品選びがされていないと故障の原因になってしまいます。

色々文句も書きましたが、自分好みにカスタムしていくのもDIY好きとしては最初から完璧に使えるものより興奮しますね。笑

ではまた!

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