【初心者向け】ベイトでバス釣り!(ベイトってなに?編)

釣り(バス、海)

皆さん、こんにちは!

おうちでの時間楽しく過ごせていますか?

自分はアマゾンプライムビデオで映画や海外ドラマを見ています。

日本でレンタル開始した当時シーズン1しか見ていなかったプリズンブレイクを改めて観ていました。しかし、シーズン4の途中でプライム期間が終了してしまい、有料でレンタルして最後まで見てしまおうかなと思っております。

ベイトタックルについて詳しく解説していきたいと思います。

今回はベイトって何?という疑問が解消される内容です。

初心者の方へ。ベイトタックルでバス釣りしたら違う世界が見えますよ。

初心者の方は友人から借りたり、1個目の道具を買ったりする時はスピニングタックルが多いと思います。

ベイトタックルはスピニングタックルとは違った長所があり、ベイトを使うことで違ったバス釣りの体験ができます。

ちなみに使用する道具一式をまとめてタックルと呼びます。ベイトリールとベイトロッドをセットでベイトタックル、バスに使う道具をバスタックル、シーバスに使う道具をシーバスタックルといいます。

ベイトリールとスピニングリールの違い

まずは皆さんが使っているスピニングリールと今後使うベイトリールの違いについて説明します。

見た目からして全く違うリールだということがお分かりいただけると思います。

スピニングはベールが回転することでラインをスプールに押さえつけて巻き取りますよね?

対してベイトはスプール自体が回転することでラインを巻き取ります。スプールがラインを巻き取る時、放出する時で2方向に回転します。

スプールの回転軸を両側から支えている為、両軸リールという呼ばれ方もします。

ベイトがスピニングに勝るポイント

ベイトとスピニングでそれぞれの特長を説明します。ベイトの構造そのものについては後述しますので、詳しい用語は読み飛ばしてください。。

  • パワー

スプールがそのまま回転するので、ウインチのように力強くラインを巻き取る事ができます。形の特性上、大きなギアを搭載できることもパワーが出せる要素です。

魚とファイトしている時も水中で動きまわるバスを強引に引き寄せる事ができます。

  • 手返しの良さ

投げる前の動作、巻き始めるまでの動作がスピニングと比較して少ないので、投げて巻いての動作が素早くできます。(手返しが良い)

スピニングは➀ラインを指で取る②ベールを上げる③投げる④ベールをおろす⑤巻き始めるという5つの作業が1度のキャスティングで発生します。

対してベイトは➀クラッチを切る②投げる③ハンドルを巻けば自動でクラッチがかかって巻き始めると1度のキャスティングで必要な作業は3つです。

スピニングで3回投げる間にベイトは5回投げる事ができるわけです。

30回投げる間に50回投げられます。計算上は。笑

  • ピンポイントのキャスティング

狙ったところに投げるというコントロール性はスピニングより勝ります。

スプールを親指で押さえて回転を調節したり、わざと回転を止めたりする事(サミング)で投げた後でもルアーの着水点を容易に変える事ができます。

スピニングが勝るポイント

  •  飛距離

ベイトはスプールにブレーキがかかるように作られています。(ライン放出に少なからず抵抗がある)

それに対してスピニングはスプールのラインが抵抗なく放出されていくので、純粋な飛距離はスピニングが勝ります。

100m級の飛距離が必要とされる一部の海釣りのほとんどでスピニングリールが使用されるのはこの飛距離があるからです。

  • ドラグの性能

 ドラグとは魚がかかって急な力が加わった時、ラインが切れないように勝手にラインを出す機能です。スピニングはこのドラグの性能がベイトよりも優れています。

バス釣りにおいてスピニングには細いラインを使用することが多いので、このドラグを使いこなすことが重要です。 

キャスティング

ルアーを投げる動作の事をキャスティングやキャストと呼びます。ベイトはスピニングと構造が全く異なるので投げる手順も異なります。最初は慣れないとキャストすらできないですが、慣れれば手返しよくスピーディな釣りができますよ。

ベイトリールの構造

ベイトはスプールそのものが回転してラインを巻き取ったり、放出したりします。

クラッチという機能を使い、スプールがフリーに回転する状態と巻き取る(ギアが噛み合っている)状態を切り替えます。

クラッチを切るにはクラッチボタンを押すだけ、クラッチを上げるにはハンドルを回すだけなので作業が少ないです。これが前述の手返しが良い理由です。

バックラッシュを防ぐ為にスプールの回転を抑えるブレーキが付いています。

どのリールにも物理的にスプールを押さえつけて調整するメカニカルブレーキが付いています。

次の2種類のブレーキはどちらかがリールに備わっていますので、どちらがいいか選ぶ必要があります。(両方ついているものもありますが、ブレーキ単体の話なのでここでは省きます)

  • マグネットブレーキ

磁石の力でスプールの回転に力を加えて調整します。

常にスプールに力がかかっている為、バックラッシュしにくく、調整が楽、軽いルアーが投げやすいという特長があります。

  • 遠心ブレーキ

スプールの回転を利用して遠心力でブレーキをかける仕組みです。

回転力に応じてブレーキが調整されるので後半の伸びがあり、飛距離が出せます。

マグネットの方がメリット多いやん!て思ったそこのあなた。飛距離で勝るっていうのはめちゃくちゃ重要です。

バックラッシュ回避や調整は技術の問題であって慣れれば解決できます。

しかし、飛距離はハード(道具)の影響が大きいので飛距離だけでも大きなアドバンテージなのです!!

シマノから上記二つの他にマイクロコンピュータでブレーキを自動制御してくれるDCブレーキというものもありますが、結構高いです。

バックラッシュ

スプール自体が回転するベイトリールの構造上、避けては通れないトラブルがこのバックラッシュです。

ラインが出ていく量よりも大きい力でスプールが回転してしまうことが原因で起こります。

練習あるのみではありますが、バックラッシュさせないコツは

➀リールのブレーキ性能を理解するまでフルパワーでキャストしない

 →最初はブレーキMAXの状態ではじめて、徐々にブレーキを弱めていく

②親指でスプールの回転を調整(サミング)するように練習する

 →ルアーの着水と同時にサミングし、スプール回転を止める事を覚える

  ルアーが飛んでいる最中にサミングし、指でブレーキをかける感覚をつかむ

ルアー

投げられるルアーはラインやロッドの組み合わせによって様々ありますので、一概にこのルアーは投げられる、これは投げられないというものはありません。

一般的にバス釣りにおいてはスピニングと比較して重いルアーを投げる事が多いです。

まとめ

以上がベイトタックルって何ぞや?という部分の解説です。

何となくスピニングとの違い、メリット・デメリットがお分かりいただけたでしょうか?

決してベイトの方がいいとかスピニングの方が優れているという話ではなく、どちらも特長があるので、状況やフィールドに合わせて使い分ける事がとても重要です!

次回はベイトタックルの道具選びのポイントと自分の道具遍歴について書いていきますのでお楽しみに。

ではまた。

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