皆さん、こんにちは!
今回はベイトリールの異音がした時にチェックする項目を解説します。
異音がする場所によってイジる場所が変わります。
健全な状態で道具を使いたいですが、毎回フルでバラすのも面倒ですよね。
異音がする場所の判別方法とそれぞれのメンテナンスについて書いていきます。
異音箇所のチェック
キャスト時のみ異音がする
この時だけ音がするということはスプールが高回転している時になっているということです。
リールによっては元から音が鳴ってしまう構造のものもあるのであまり気にしなくて大丈夫です。
これまで問題なかったのに急に音がするようになった場合はスプールを支えるベアリングに不具合がある可能性があります。洗浄してオイルをさしてみましょう!
キャスト時と巻き取り時の両方で異音がする
スプールを支えるベアリングに異物が入っているかオイルが減っている可能性があります。
サイドプレートとメカニカルブレーキキャップを外してオイルを少したらすだけでも改善する事がありますのでやってみて下さい。
このメンテナンスなら工具も不要で10分もあれば完了しますので日々のメンテナンスに組み込んでもいいでしょう。
改善しない場合はベアリングを外し、パーツクリーナーで洗浄した上でオイルをさしましょう。
巻き取り時のみ音がする
この場合が割と厄介です。
可能性として考えられるのはメインギアやピニオンギア、またはウォームシャフトまわりのグリス・オイル不足か異物混入です。
ハンドルから全てバラして確認しましょう。
ギアやウォームシャフトをパーツクリーナーで洗浄した後にそれぞれでグリス・オイルをかけていきましょう。
バラす手順はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
もしグリスアップしても改善されなけば、ギアが歪んでいたり欠けていたりする場合があります。
この場合はハンドルを回す時に特定の箇所にハンドルが来た時に違和感が出たりします。
断続的に異音・違和感がするときはグリス・オイル不足の場合が多いです。
一定の周期で違和感がある場合は異物混入かギアやパーツそのものの不具合である事が多いです。
まとめ
今回は異音がする場所の判別方法と場所に合わせたメンテナンス方法を簡単に解説しました。
自分でグリスアップしてもなかなか改善しない時はおとなしくメーカーへオーバーホールに出しましょう。
自分でやりたい気持ちもすごく分かりますが、プロに任せるのが1番です。
この記事で言うのは本末転倒ですが、買い替えるという荒技もあります。笑
自分の道具を大切にして楽しく釣りをしましょう!
ではまた。
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