皆さん、お久しぶりです。
Fumiyaです。
突然ですが、皆さんはスナップ使ってますか?
たくさん種類があって迷いますよね。
強度○○lbだの、線径だの、形状だの迷うポイントだらけのクセに実際どのくらいいいモノなのかが分かりづらい。
今回は僕が今のところ最強じゃね?って思ったEX SNAPを紹介します。
自分はこの記事で書いたように長らくスナップ不要派でした。
そんな自分がスナップを使いだした理由も後半に書きますので良ければ読んでいってください。
この記事で分かること
- EX SNAPの概要
- EX SNAPの強さの実例
- スナップを使わない派だった自分が使い始めた理由(オマケ程度に)
【現時点最強】EX SNAP SN-14
フック、シンカー、リングなどいわゆるターミナルタックルを多く展開しているDECOYブランドが販売しているEX SNAP。
ソルトや淡水怪魚も視野に入れた設計。
詳しい説明は公式ページから見てもらうとして僕が感じたことを。
まあとにかく強いよってことです。(雑)
他にも強さを謳うスナップはたくさんあるわけでどう強いの?ってところだと思います。
僕は線径を太く(重く)することなく、強度を高くしているのがすごくいいと感じています。
パッケージ裏面に説明あるんですが、「(変形するほど)過剰な力がかかっても抜けない」が重要です。
一般的なスナップの形状では強い力がかかって変形するとワイヤーが抜けてルアーが外れてしまう可能性が高くなります。
なので強さを推しているスナップは変形しないくらい強くするためにワイヤーの線径を太くしたり、素材が強いものになっています。
じゃあ「変形しないならそれでいいんじゃない?それか番手を上げるとか」となるんですが、そういったスナップは強さ相応の重さがあります。
サスペンドのルアーを使った時にスローシンキングになる可能性があります。
すごく細かい話、水温でサスペンド具合が変わってしまうくらいなのでスナップの重さでさえも影響大なのです。
(スナップの重さも込みでサスペンドに調整できればいいですけどかなりシビアですから基本はわずかにフローティングにしておきたい派です。笑)
EX SNAPの強さの実例
変形しても強いとかいろいろ書いてるけどそんな状況あるの?
バス釣りだったら琵琶湖や池原ダムで50cm以上しか相手にしないぜ!っていうときくらいじゃねーの?
と感じた方も多いでしょう。
皆さんにすごく身近で毎釣行で起きうる状況が一つあります。
それが「根掛かり」です。
怖い響きですねぇ。「根掛かり」
実例の結論は単純に根掛かりしたルアーが回収できたよってことなんですが、帰ってきたルアーをみてビックリ。
このスナップすげえ。(使用サイズは破断強度60lbで一番小さい#1です)
そのルアーがこちら。
相手は巾着。
根掛かりのときはこんなに憎いモノがあるのかと思うほど忌まわしきあのタマネギです。(引っ掛けた自分が悪いんですけどね)
近くにタマネギ君がいるのは認識してたんですが、かなり深場の方まで入っていたようでした。
巾着エリアでバイブレーションなんて自殺行為ですね。。。
フロントフックは2本伸び、リアに至ってはスプリットリングが変形し、フックごといかれてます。
このルアーはフックがBKK 20-SSの#8、リングがXESTA ハードスプリットリングの#2です。
※このセッティングでの実例なので他のフックではできない可能性があります。(詳細はクリック!)
他のフックでは回収できない可能性は十分にあります。
根掛かりで回収できるように必要以上に強いフックを選んでいないのでそれも大きく影響しています。
これが#6だったら難しいかもしれません。
RYUGIのピアストレブルだったら同じ番手でも線径が太いので厳しいと思います。
EVOKEクランクとかはEX SNAPの#1じゃ厳しいでしょうね。
自分のセッティングに合わせてスナップの番手を選びましょう。
これは「フックが伸びる強度」や「スプリットリングの変形強度」よりもスナップが強いことの証明です。
指で外せないくらい変形してます。変形するくらいの強さ加減が軽さやコンパクトさにつながります。
開け閉めするU字の部分が変形して開くかワイヤーが切れるかまでさらに力をかけられる余地があります。
変形して弱くなっているので形を直しても強度的にもう使えないでしょう。
でもルアーは帰ってきました。これが大事。
ブランドによりますが、フックは¥500~600で6本入くらいなので2本で¥165~¥200くらい。
スナップは¥300くらいで7本入なのでざっくり¥40くらい。
スプリットリングも何十個入って\200~300の価格だと思います。
ルアーをなくすよりはいいでしょう!!!
しかもただのルアーならいいかもしれませんが、自己記録を連れてきてくれたルアーや知り合いにもらったものだったり、タックルベリーで掘り当てた廃盤品だったら悲しいですよね?
同じルアーを買いなおしても同じルアーじゃないんですよそれは!!(圧)
ちなみにこれは回収機前提の話です。
この回収機との組み合わせで根掛かり対策は最強になります。
回収機がないとハードルアーを投げられないくらい信頼しています。というか必要不可欠な道具です。
EX SNAPは一番小さい#1で60lbの破断強度ですからジギング用やフロッグタックルのPEでやっとの強度です。
スナップを使わない派だった自分が使い始めた理由
下記の記事で書いたようにずっとスナップ使わない派だったのに使い始めた理由はハードルアー全般を使うつもりで巻物タックルを追加したからです。
スナップを使わなかった理由は次の4つ。
①冬に付け替えに時間がかかる
②傷に気づかず、ラインブレイクの危険性
③道具が増えて煩雑になる
④失くす
①についてはまだ冬を越えて使ってないので正直分かりません。EX SNAPがグローブをしていてもつけ外しができれば解決されます。今後検証します。
②はスナップをしてもしなくても常に確認するクセが付いたので解決されました。
③についてはEX SNAPの#1で固定するので大丈夫。
④はタックル説明とともに詳しく書きます。
今まではバーサタイルロッドでいろいろやっていて状況に合わせてMかMHか分ける使い方をしていました。
つまり一つのタックルにワームをリグるときもあればハードルアーを投げるときもある。
それが大体半々くらいの割合だったんですよね。
購入したのは最近KEITECHから発売されたノースフォークコンポジットの低弾性カーボンブランクスを使った巻物重視ロッドに20メタニウム ノーマルギアです。
このロッドの使用感はもう少し使い込んだら記事を書きたいと思います。
現時点ではかなり気に入っていて非常にいいロッドだと感じています。
チャター、スピナベをはじめとするシングルフックの巻物をしっかりフッキングできるロッドです。
バイトを弾かない、でもフッキングは決まる。
ならクランクもできるっしょ!ということでこのタックルをプラグ全般で使っています。
なのでハードルアー⇔ワームの結び替えをする機会が激減したんです。
5:5だったのが8:2くらいになりましたね。
ワームに結び替える機会が減ったのでスナップの利便性が勝ってきてハードルアーばっかり使うなら付け替えが楽なスナップがいいのでは?と思って使い始めました。
しかも今回に関してはスプリットリングからフックが外れて回収できたので、今までのスプリットリングにラインを結ぶシステムでは回収できなかった可能性もあります。
ラインを結んでいるリングが先に変形してしまうこともありますからね。
DEEP-Xの記事
メガバスの名作クランク「DEEP-X」でよく釣れた時にこの記事を見つけたのもきっかけとして大きいです。
記事の本題とは逸れた内容ですが、スナップしか使わない理由がスプリットリングとスナップを比較したときにラインの結び目とラインアイの物理的な距離はスナップの方が長いからとのこと。
これによりルアーの泳ぎ(暴れ)が弱くなり、ハイピッチ系はよく釣れるらしい。
実際、変えてからDEEP-Xでたくさんいい思いをしました。
まとめ
最後までよんでいただき、ありがとうございます。
あのセッティングでという条件はありますが、タマネギにがっちりかかったルアーを回収できたことは大きな信頼となりました。
他にもこのスナップいいよ!っていうのがあったら教えてください。
ボンバダのオストラは形状が近いので良さそうだなーと思ってます。
40個入のエコノミーパックもあるしね。
ただSサイズ(強度21kg)とMサイズ(強度44kg)の中間があればちょうどいいのになぁとか思います。
32kgとかの奴。
強すぎても外す手間というか労力が高くなりますからね。
今回はこの辺で。
ではまた。
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