今回はバスロッドの長さの選び方について解説します。
スピニング、ベイトの両方に考えられる視点で書きますので、まだどちらのリールで釣りをはじめるか決めていない方も安心してください。
おかっぱりしかしないんだけどロッドの長さはどれを選んだらいいの?
近くに釣れるらしい野池があるんだけどそこで使うのに最適な長さは?
こういった悩み、あると思います。
僕も最初はどう違うのか全く分かりませんでした。笑
初めてのバスを釣った道具はイシグロでロッド、リール、ラインがセットで¥9,800くらいのベイトタックルでした。
先輩についてきてもらって選んでもらいました。
まあ予算が低くてほとんど選択肢はありませんでしたけど。笑
バスロッドは5フィート後半から7フィート後半までの長さが一般的です。
「長め」「短め」と表現していきますが、6フィート6~10インチを基準に長いか短いかという感覚で大丈夫です。
バスロッドってどの長さがいいの?
気楽に選んでいい!とっとと買って魚を釣ろう!
リールや他の道具にも言えることですが、ある道具を選んだからといって一部の釣りが出来なくなるということはほとんどありません!
やろうと思えばできます。(ビッグベイトの釣りは例外ですが…笑)
「やりやすい」か「やりにくい」かの違いだけです。
野球のグローブで考えてみましょう。
グローブには内野用、外野用、キャッチャーミット、ファーストミットなどポジションによって最適な使いやすいものがあります。
でも小さい頃、ボールを投げる練習もしてないのにファーストミットか内野用かなんて考えてなかったですよね?
とりあえずボールが取れるもので練習を始めたはずです。
釣り業界は釣り方が非常に細かく細分化されていて、その細かい一つ一つにやりやすい道具が存在します。
なのでこれだけたくさんの道具が作り出されているのです。
なんとなく伝わったでしょうか?
なにが言いたいかというとスペックにこだわり過ぎず、デザインがかっこいいとか好きなプロやYouTuberが使ってるとかの単純な理由で選んでもOKってことです。
やっていくうちに細分化されたものの違いが分かってきます。
とりあえず買って最初の1匹を釣る方が大事です。
だからシビアになりすぎず、気楽に考えていきましょう!!
【基準その1】場所で決める
まずはよく行くフィールドを考えましょう。
(ぶっちゃけ最初はここだけを基準に選んでも大丈夫です。)
木が生い茂っている野池、公園のため池など規模が小さい場所は短め
具体的には6フィート前半~6フィート10インチくらいです。
取り回しがしやすく、扱いやすいです。
魚がいるポイントは初心者の人が思ってるほど遠くないです。
意外と足元にルアーを落とした方がいいときもあります。
逆に長いものを選んでしまうとキャストのときに木に引っ掛けたり、ポイントに入るときに邪魔です。
琵琶湖やダム、大型河川など規模が大きい場所は長め
釣り方にもよりますが、遠浅なフィールドではやはり飛距離が大きなアドバンテージになります。
ロッドは長い方が飛距離を出せます。
大規模なフィールドでは魚の位置が遠いことが多いのでそこまでルアーを届かせる必要があります。
飛ばしゃええってもんでもないんですけど、大事なポイントの一つです。
7フィート~7フィート2インチくらいがいいですね。
【基準その2】ルアーで決める
バス釣りではルアーを自分で動かして魚を誘います。
なのでルアーを操作しやすい長さを選びましょう。
みじかい方が操作性が高いです。
釣りたいルアーがある人はそれに合わせたモノを選びましょう。
ジャークベイトをやる場合は6フィート以下じゃないとダメ!という方もいます。
例えば中規模フィールドで釣りをする場合。
規模があるのである程度の飛距離も必要です。
なので基準の長さを7フィートにします。
細かい操作が必要なルアーを投げたい場合は6フィート10インチや8インチにみじかくするという流れで考えましょう。
特に難しい操作が必要ない場合やただ巻きしか分かんないよ!っていう方は7フィートで選んで大丈夫です。
その他:移動手段で考える
車持ってないから電車でしか移動できないんだよね…
あんなに長いモノ持って電車乗るなんてなんか恥ずかしいな…
なんだかんだでここも大事なポイントです。
車で移動する人は車内の荷室の大きさや車体の長さによって限界の長さが出てきます。
大抵の車は7フィートちょっとまで積もうと思えば積めると思うので大丈夫だと思います。
しかし、特別小さめの軽自動車の方は注意してください。
テンションMAXで買ったはいいものの車に入らないなんて事態は避けたいですよね。
電車移動の方は長さに関わらず、2ピースか3ピース以上に分解できるロッドを選びましょう。
同じスペックのロッドで1ピースと2ピースの2種類を販売しているメーカーもあるので探してみましょう。
5分割できてバックパックに収まるロッドを出しているメーカーも多いです。
引っ越しが多い方も分割数が多いロッドを選んでおくと困らないです。
まとめ
- 小規模な河川や野池での釣りが多い人→6フィート6インチ前後の短め
- 琵琶湖や大規模河川なで遠投が必要なフィールドでの釣りが多い人→7フィート前後の長め
- 長めに選んでルアーに合わせて短くしていく
- 移動手段に合わせて、2ピースやマルチピースロッドも選択肢に入れる
行きたい、またはよく行くフィールドを基準にルアーに合わせて短くしていくのがいいでしょう。
まずは釣りをしている知り合いや釣り具屋さんでどこで釣りをするのがいいのか聞いてみて長さを考えましょう。
冒頭にも書きましたが、最初はとりあえずで選んでしまって釣り場に行くことも大事です。
気温も上がってきているので気持ちよく釣りができる季節になりましたね。
貴重な最初の1匹が釣れることを祈ってます。
ではまた!
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