【特殊な道具不要】EVAグリップの補修【最短15分】

アウトドア

皆さん、こんにちは!

Fumiya(@fumiya_8969)です。  

お久しぶりです。

連日の猛暑、いかがおすごしでしょうか?

今回は暑すぎて外に出れない時にぜひやってほしい道具不要のメンテナンス「EVAグリップの補修」について解説します。

EVAグリップは使いこんでいくと表面のざらざら感が無くなり、テカってしまいます。

使い込んだ味が出てくるだけならまだいいですが、テカることで滑りやすくなってしまい、いざという時にしっかり握り込めないという事態に繋がります。

定期的にメンテナンスする事で快適に釣りができますのでぜひ最後までご覧いただければと思います!

この方法では深い凹みや傷を治すのは難しいので簡易メンテナンス(リフレッシュ)くらいの気持ちで読んで頂ければ幸いです。

この記事を読むと分かる事

  • EVAグリップの簡単な補修方法
  • メンテナンスのビフォーアフター

【特殊な道具不要】EVAグリップの補修方法

早速ですが、EVAグリップの補修方法について解説します。

紹介する方法はEVA素材であればリールのハンドルノブでもできますので試してみてください。

※ハンドルノブを補修する場合は必ずリールから取り外してベアリングも外しましょう。そのままだとベアリング内のオイルやグリスが溶けて流れる可能性があります。

必要な道具は下記の2点です。

  • 補修したいロッド
  • 鍋、またはやかん

たったこれだけです!

実質鍋さえあればできます!

家庭にあるものでできるので新しく道具を買いにホームセンターへ行く必要もありません。

「最高気温36℃か…外に出るのは危険だ…」

「そうだ!ロッドをリフレッシュしよう!」

といった具合で気が向いたらすぐにできます!

作業時間も大体15分くらいなので釣行終わりにサクッとやってもいいですし、出かけられない日にまとめてやるのもオススメです。

【手順1】お湯を沸かす

まずは鍋にお湯を沸かします。

こんなもの写真なんて必要ないと思いますが、一応ね(笑)

沸騰したままで作業するので鍋の大きさにもよりますが、鍋の半分から7割くらいの水でOKです。

ロッド1本だったら画像の量くらいで足ります。

もし途中で蒸発してなくなったら水を足せば大丈夫です。

鍋の場合は沸騰したらフタを少しだけずらして蒸気が出てくるようにします。

この時に火が強いと吹き出してきてシンプルに火傷しますので弱火~中火で作業します。

【手順2】出てくる蒸気をEVAに浴びせる

沸騰して出てくる蒸気にEVAグリップを当てて熱を加えます。

この熱でつぶれたEVAが膨張する事でテカりが消え、復活するんです。

後はロッドを回したり、場所を変えたりしてグリップ全体に満遍なく熱を加えます。

こんな感じで当ててると湿ってくるのでそれを合図に温める場所を変えましょう。

鍋に直接グリップを当てると溶けてしまうので蒸気だけを当てて、近づけすぎないようにしてください。

1ヶ所あたりどのくらいの時間がいいのか?はEVAの状態によるので断言は難しいです。

1分くらいで水気をふき取って様子を見ながらやると良いです。

ビフォーアフター

今回はロッド4本とハンドルノブ1組を補修してみました。

こちらが作業前。

上のロッドは僕が持っている中でも古株なのでグリップエンドのあたりがテカってますね。

真ん中のロッドはリールに近い位置がよりテカっています。

こちらが作業後。

かなりきれいになりました!

上の古株ロッドは写真でもなんとか伝わるくらいテカりが無くなりました!

軽い凹みも目立たなくなりましたね。

ショアジギで使っているロッドでもやってみました。

左側のへこみが若干残りましたが、言われなければわからないくらいにはなりました。

作業時間は1本あたり15分くらいでした。

ハンドルノブはこんな感じで左が作業前、右が作業後。

キャップがはまる部分が分かりやすく、テカリとつぶれがなくなりましたね!

まとめ

以上、参考になりましたでしょうか?

今回は特別な道具は不要の簡易メンテナンスについて解説しました。

EVAグリップをメンテナンスしておけば、しっかりグリップ力を発揮してくれます。

皆さんもぜひやってみてください!

ではまた!

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