皆さん、こんにちは!
Fumiya(@fumiya_8969)です。皆さんは根掛かりにどう対処していますか?
棒タイプの回収機ですか?引っ張ってますか?ギャング外しですか?
色々方法がありますが、僕はヒモタイプの回収機に絶大な信頼を置いています。
いい回収機を探している次のような方は参考にしてみてください。
「回収機が壊れた…」
「回収率の高いルアー回収機が欲しい!」
「回収機が壊れないように改造したい!」
今回は以前公開したルアー回収器をさらに改良したので紹介します!
次なる改良はかぎ爪の耐久力アップです!
使っているうちにどうしてもかぎ爪部分が折れてしまうので、そこを強化します。
こちらの記事で紹介したレスキューロボやアトウッドのパラコード、わりと人気です。
皆さんかなり買っていただいてるみたいで非常に嬉しいです。
ちなみに今回の強化は釣りYouTuberの空蘭々(そららら)さんのこの動画を参考にしました。
回収機以外の根掛かり対策についても非常に詳しく解説していますのでぜひ見てください!
ルアー回収器3.0
3.0っていうのは僕の中で3つ目の改良という意味なので特に意味はないです。笑
用意するモノ
- 使い古したPEライン
- エポキシ接着剤(できれば2液タイプ)
折れてしまうところの補強に使用するのはPEラインとエポキシ樹脂の接着剤です。
わざわざPEを新しく買うまでもないので古くなったものを使いましょう。
「普段使わないからPEなんて持ってないよ!」という方!
エポキシ接着剤が留まる壁が出来ればいいのでフロロかナイロンラインでもいいです。
エポキシ接着剤はできれば2つの液を混ぜるタイプがいいです。
頻繁に使うモノではないと思うので1液だと開封して放置している間に固まってしまう可能性があります。
2液タイプであれば、混ぜなければ硬化しないので保管時に固まる心配はありません。
混ぜるのが少々面倒ですが、2液タイプの方が安心です。
ラインを巻き付ける
では解説していきます。
PEラインをこんな感じでかぎ爪が固定されている部分に巻きつけます。
このPEはかぎ爪の締め付けと接着剤が流れてしまうのを防ぐ目的があります。
包まれればいいのでPEの太さはなんでも良いです。
ありあわせのラインで十分です。
ただ、重なって段差が出来ないようにゆっくり丁寧に巻き上げましょう。
仕上がりがきれいな方が気分が上がります。笑
途中経過はこんな感じ。
1往復半したら完成です。
もっと多く巻いても良いですが、あんまりボテっとしているのもイヤなのでこのくらいにしておきます。
始めと終わりはユニノットとかで結びましょう。
強度がなくても留めてあればどんな結び方でもいいです。
エポキシで接着
いよいよ接着していきます。
今回使用したエポキシ接着剤は釣り具屋で補修用に売られていた¥300くらいのものです。
2液タイプであればどれを選んでもらっても良いです。
注意点としては硬化するまでの時間が長い方が落ち着いて作業が出来ます。
詳しくないので分かりませんが、硬化時間の長い短いによって強度に差はないと思います。
しかし、硬化時間5分のモノを選んでしまうと「すぐに固まるから急いでやらなきゃ!」と作業が雑になってしまいます。
作業時間よりも落ち着いて作業してしっかり奥まで接着剤を流し込む(押し込む)コトが重要です。
適当な紙コップや使い捨てのウツワに液を出します。
2つの液をそれぞれ親指の爪くらいの量を使ってちょっと余ったので小指の爪くらいでもいいです。
まあ頻繁に使うモノでもないし、少なすぎて途中で足すのも面倒なので贅沢にいきましょう。笑
ムラが無くなるまで混ぜたら巻きつけたPEに塗っていきます。
外側もPEがほつれていかないように満遍なく塗ります。
ポイントはPEで作った壁とかぎ爪のすき間に接着剤を押し込むことです。
ここが接着されていないと折れる可能性があります。
固まるまで吊るして放置
接着剤を塗り終わったら他のものにつかないように吊るして乾かします。
この時間は使用するエポキシ接着剤によって違うので説明をしっかり読んで乾かしましょう。
完成!!
完全に固まったら完成です!!
これで耐久性抜群のルアー回収機3.0が出来ました。
あまりのPEを使用したのでピンクと黄緑のかわいらしいカラーリングになりました。
サクラモチと命名してこれから頑張ってもらいます。笑
このPEの色で個性も出せますね!
皆さんも強度抜群のオリジナル回収機を作ってみてください。
ではまた!
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